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東京と赤い歌
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| 作詞 もちはた |
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高層ビルが浴びた
光の還元装置は
「吸殻を捨てるな」
の看板の横の吸殻
ビジネス本
とPCと3P繰り広げている
「I was born」
飼い殺し痩せ細った家畜たち
ねえねえ君は
ねえねえ君は
ねえねえ君は
全然僕の
全然僕の話を聞いてくれなかった
明日になれば
明日になれば
明日になれば
有名どこのラーメン屋にでも
連れてってスープに溶けだそう
黄色のラインと落ちる人と夢を運ぶ悪魔と
二分前の三人が老人のシワを伸ばしていた
伸ばし損だと気付いたそいつらがいつしか
「最近の若者は」とのたまう口を塞ぐまでは
三輪車では
三輪車では
三輪車では
もっともっと大きな夢を
運んでいたのにな
明日になれば
明日になれば
明日になれば
有名どこのラーメン屋にでも
連れてってスープに溶けだそう
明日になれば
明日になれば
明日の風が吹くよ
黄砂と微粒子と赤い歌を
運ぶ風が吹くんだよ
ねえねえ君は
ねえねえ君は
ねえねえ君は
全然僕の
全然僕の
話を聞いてくれなかった
明日になれば
明日になれば
明日になれば
有名どこのラーメン屋にでも
連れてってスープに溶けだそう
連れてってスープに溶けだそう
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