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四季歌
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作詞 カサナナ |
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拝啓 愛したあなたへ
今更浮かんだ言葉を
五線譜と共に贈ります
もしも気が向いたら
そっと開けてみて下さい
ほんの一滴に込めた言の葉が
あなたを潤すかもしれない
冬を越え春が芽吹きました
行き場のない第2ボタンと
果たせなかった約束抱いて
咲いた桜を恨みました
嫌われ者の夏は暑く
同じ花火は聞こえていますか
色とりどり2人を染めた
今は色彩の無い道を歩く
2人乗り越えた壁は高く
助走無くとも高く跳べたのに
今は足が絡まり跳べない
あなたと共に失った何かを
I wish
拝啓 愛したあなたへ
今更浮かんだ言葉を
五線譜と共に贈ります
もしも気が向いたら
そっと開けてみて下さい
ほんの一滴に込めた言の葉が
あなたを潤すかもしれない
葉は紅く染まり秋が訪れ
僕の隣の影も黒を捨てました
紅葉は変わらず綺麗ですが
あなたという色は失った様です
冬はこの街にも雪が落ちてきます
憂い帯びた冷たさで
隙間風が滲みる傷は深く
すべて忘れるとそれは誰になるんだろう
切手の無い便箋は増えて
想いを綴る時間は減って
埋まる事は無いペンタゴン
「さよなら 最後に言葉を贈ろう」
I wish
拝啓 愛したあなたへ
今更浮かんだ言葉を
五線譜と共に贈ります
もしも気が向いたら
そっと開けてみて下さい
ほんの一滴に込めた言の葉が
あなたを潤すかもしれない
拝啓 愛したあなたへ
さよならじゃ足りないけど
言葉のみ繋いだdiary
まだ見ぬ誰かの為に
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