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秋雨
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作詞 もみじ。 |
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二人で歩いた海岸線
二人で話した喫茶店
窓辺に映る月を歩きながら
君のことを想い出す
雫に打たれた身体を
そのままで 1人椅子に腰掛ける
頬には雨の雫がいくつも 流れてゆくのに 想いは流れない
忘れたい こんなにも苦しくて
一緒にいた時間も一緒にいた記憶も
戻れない もう君の所へは
渡せなかった言葉は
宙に浮いたままで
一人で歩いた海岸線
一人で通った喫茶店
冷えた手をポケットに入れながら
雪路を歩いてゆく
あの夏に君は言ってくれたよね
『永遠に君の隣にいるよ』と
そんな言葉は表だけで あの言葉は形でしかなかったの?
信じたい 永遠という言葉を
あれほど愛していてくれていたのに
帰りたい 君の胸に抱きついて
『もう一度だけ』そんな言葉はもう届かない
突然の別れを 君は私に告げた
目の前の橋は忽然と消えた
君が走ってゆく姿をみて
立ち尽くすしかできなかった
忘れない 君のあの笑顔を
もう一度見たいと思うけど
君の背中は遠退いてゆく
せめて最後は振り返り
笑顔くれないかな
偽りでも…
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