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愛を下さい
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作詞 藤堂 ゆきお |
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子供の頃の願いといえば
愛が欲しかった
たったそれだけの望み
あの人が未熟なのだと許しても
私はいつも許されぬ立場にいるの
私が聞きたいのは
いつも安心して眠れる子守唄なのに
この耳に響くのは
扉を必死に叩く音ばかり
ねぇ 教えて 一体どうすれば
私は私の幸福だけを願えるの
ただ温もりや声だけ聞かせて
安心したいだけなの
誰かの腕の中で
もう化け物はやってこないって
泣いてばかりいると
余計にだめになるから 作り笑い浮かべても
大人になる訳じゃなくて
虚栄を満たすだけ 夜空の星の一つみたいに
退屈じゃないと言い聞かせる
私は息をしているんだと
だけど知ってるの
永遠なんてこの世にないってこと
それでも信じたいの
涙を流しても 明日は明るいと
どこに行っても暗闇が襲いかかるんだわ
そして無慈悲にも
無垢な者にも 刃は与えられる
私達は祈るしかない
私達は生きるしかない
私達は今を守るしかない
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