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愛と死の色
作詞 藤堂 ゆきお
死んでもいいと吠えた
満月の夜に
情けない涙が一つ
頬から零れ落ちて

甘い香り 夜に逃がし
掴んだ途端に また独り善がり
僕は転がり堕ちた
コンクリートに

愛されなくても 愛が欲しいと
無理矢理に感情を昂らせ
幸福というまがい物に縋りつき
訪れもしない永遠を笑う

不器用に震えた言霊と
身体を まるごと受け入れる勇気を下さい
今は 消え失せて
私の息ごと殺せばいい
嗚呼 またあの時刻に戻れるのなら
この血も全部あげるわ

孤独を選んだのは 誰のせい?
どれだけの苦痛と踊れば
夢から醒めうる 教えて下さい

僕はまだ転がっている
コンクリートに
いずれ 車が僕を跳ねてゆく
何ともないさ
透明な僕は 何も汚さない

海を見たいと思った
あなたが美しすぎたから
海を見たい
もうここには 居場所がないよ

僕はもう いない
だから 笑って

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 愛と死の色
公開日 2018/07/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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