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白ト飛ビ散レ
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作詞 藤堂 ゆきお |
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算段はついたかい 鼓動が急くようにはしゃぐ時
君の横顔が僕を睨む
シーツを握る手が どんな過去を象ろうと
一瞬で生きる僕らの前では
何一つ怖がる必要ない
どうか醒めないで 病めることもない
この地球が黒く染まってしまう日が来るから
魂ごと抱きしめる アナタを
今は紛れもない愛が必要だから
失うよりも先に
白ト飛ビ散レ
色濃く滲んだ瞳に映る世界が逆さになり
君の横顔が通り過ぎた
枯れ果てた大地の上 どんな誰かにも密かに
永遠よりはるかに尊く美しい
記憶の欠片を落としている
どうか醒めないで 辞めることもない
この地球が黒く染まってしまう日が来ないとしても
魂ごと抱きしめる アナタを
今は紛れもない愛が必要だから
失うよりも先に
白ト飛ビ散レ
放物線を描いて 歪んだ粒子の
その一つ一つが アナタという存在を浮かび上がらせる
このまま堕ちてゆけ とめどなく溢れる水の底
この地球が黒に染まってしまう日が来るから
魂ごと抱きしめる アナタを
今は紛れもない愛が必要と叫ぼう
失うよりも先に
白ト飛ビ散レ
そして また僕は溺れる
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