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あのラブソング
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作詞 藤堂 ゆきお |
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愛に飢えて 消え入りそうな小鳥の声で
私はベッドから目覚める
窓の下は退屈さを凌ぐ人の群れで
誰も私には気づいていない
鼻は凍って 息は白くなり もうすぐ誰かのラブソングが聞こえる
その歌詞の意味を 私はまだ理解出来ない
もみの木の下で 来ない待ち人を待つ
まだ見ぬあなたはどこにいるの
それともすれ違って 離れ離れのまま
私達は永遠に出会わないかも
運命の悪戯に 泳がされながら
この先も 生きていかなきゃ
髪は白くなり 腰が曲がって 誰かのラブソングは聴こえなくなる
その歌詞の意味を 私はまだ理解できない
もみの木の下で 来ない待ち人を探す
誰かいませんか?
その声は その手のひらは
どんなに美しいのだろう
私はまだ知らない
今も探すの あなたのことを もみの木の下で
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