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黄金色の空
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作詞 藤堂 ゆきお |
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どこか遠くへ黄金虫が飛んでいって
泣いたり怒ったりする東京の頭上
輝く空へ溶けてしまった
流れる雲が 涙を描いたって
きみがそれに気づくのかは
次の瞬間にしか分からない
何億という宇宙の星たちが 悲しみに満ちた人類照らし
平等という名の嘘にも
ぼくらは優しさで屈しないだろう
どこか遠くへ黄金虫が飛んでいって
頭を下げて縋りつくスーツの彼の頭上
輝く空へ溶けてしまった
幸福が一人一人運命のように決まっていたら
だれも与えようとはしないだろう
その笑顔だけで 誰か救われる 悲しみに満ちた夕暮れに屈することもなく
ほら黄金虫が飛んでいった
ぼくらの頭上の上へ
そこにあるのは 全ての人を照らしてる未来という名の空
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