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夏の街灯
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作詞 新井 響生 |
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群青 夕暮れ空が染まる
吸った煙の数は数えちゃいない
だけど今日も灰皿が溢れている
今日もどこかで誰かの1日が終わって
明日が雨の中訪れ 誰かの1日になる
あなたはどこで何を思っていますか
街の灯が眩むような
そんな青を称えたって
あなたはもうこの街にはいない
街灯が照らし出した
そんな夜を歌ったって
あなたにはこの声は届かない
朱色 朝焼けに空が染まる
継ぎ接ぎの言葉を書き続けてた
それでも夜明けは遠く彼方
今日もあの街であなたの1日がはじまり
明日を失ったそれでもあなたの1日になる
僕はこの街で歌い続ける
街の灯が眩むような
そんな青を称えたって
あなたはもうこの街にはいない
街灯が照らし出した
そんな夜を歌ったって
あなたにはこの声は届かない
なにかも失って不安で
胸の奥かきむしるような日々
それでも生きて 今を生きて
声にする事が出来なくても
それはきっと僕自身だから
嗚呼 あの街で君についた嘘も消えなくて
なにもかも混ざったまま灰に溶けていく
街の灯が眩むような
そんな青を称えたって
あなたはもうこの街にはいない
街灯が照らし出した
そんな夜を歌ったって
あなたにはこの声は届かない
あなたは知らないだろう
あなたが終わるその間際まで
僕は手を離さなかった
あなたを裏切り続けて
僕はそれでも進んだ
なぁ見ていておくれ
まだまだ見ていておくれ
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