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岸辺
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作詞 茄子 |
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梅雨が明けた 晴天の忌日
真っ赤な瞳に溺れた 睫毛はぐちゃぐちゃに濡れて
右を向いて顔を背けた こんな私を見ないでよ
障る 随分短気な一日だ 早く夜になってよ
恋しいの暗闇が 照らさないでよ太陽さん
カーテン 透ける一枚板の幸福が
石ころ 転がるあの河原での
懐かしいな 思い出したくないのにな とりとめなくまた溢れてくの
約束したじゃないの 私のそばにずっといるってさ
一人にはしないからって誇らしげに あの日が全てに
もう進まないや 動かないや 止まったままの君と私
手を繋いだ キスをした あの夜のことも頬を赤くして
楽しいなって 嬉しいよって ただの記憶支配
約束したじゃないの 私のことを守ってくれるって
お互い様よって笑いあったのに バラバラに亀裂が
もう進まないや 動かないや 止まったままの君と私
夜になってよ 早く 思い出したくもない あの夜に
心の奥に隠したままの本心は 伝えられずに消えていく
行き場をなくしたメモリーは 何処に置いていけばいいの
真っ赤な瞳に溺れた 睫毛はぐちゃぐちゃに濡れて
上を向いて垂れ流したんだ あぁそこにいるのかなとか
触れる 随分気紛れな神様だ 早く忘れさせてよ
苦しいの暗闇が 連れていってよ君のそばに
どうして 一人にしたのよ
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