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ねえ誰か
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| 作詞 BLACK BOX |
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笑い声と三秒後の血だまり
事故災害カタストロフ
まだ見ぬ未来が潰される度に
思うんだよ
何で僕じゃないんだって
きっと神様は不器用なんだ
ロープとナイフに大量の錠剤
何時だって準備は万端で
あとは勇気だけの僕が
世界なんて終わっちまえなんて
吐き棄てるように呟いたところで
何ひとつ変わりゃしないんだ
どうせ明日はやって訪(く)る
街はみんな黒い目で疲れた顔をしてる
だけど結局
｢なんかいいことありますように｣って
明日に希望を託すんだ
｢いなくなりたい｣
こんな願いでは駄目ですか?
真っ直ぐな瞳で明日を見つめて
無邪気に笑いながら夢を語っていたあなたが
世界に連れ去られていったあの日から
僕の心は失くなったまんまだ
ねえ誰かねえ誰かって叫ぶたんびに
内側の方からずっと痛いけど
それでも
生きていれば息をしていれば
いつか報われるのかな救われるのかな
ねえ誰か
悪いことはしていないけど
これといって善いことをした覚えもないよ
死んだら僕はどこへ行くのかな
一秒先でさえ手探りで一本道でも踏み外して
どっちつかずで何をしても空回りで
ひねくれでなにこれかまわず否定して
そのくせ期待して
何かあったら必ず誰かのせいにして
何時だって自分が特別で
消える勇気なんかないくせに
死にたい死にたいと連呼して
どうせどうせが口癖で
こんな僕がいなくなっても
道端の石ころが無くなるみたいに
誰も気付かないですか?
真っ直ぐな瞳で泥だらけになって
無邪気に笑いながら走り回っていたあの頃も
世界を知りすぎてしまったある日から
僕の感情はずっと迷子だ
ねえ誰かねえ誰かって叫ぶたんびに
内側の方からずっと痛いけど
それでも
生きていれば息をしていれば
いつか報われるのかな救われるのかな
ねえ誰か
願えば叶うなら叫べば届くなら
何かが変わるなら
僕は喜んでその下敷きになるよ
書き殴りの遺書だって突き付けたナイフも
強がりも弱さも涙も痣も
あの日あなたに言えなかった想いも
ほら全部
真っ直ぐな瞳で明日を見つめて
無邪気に笑いながら夢を語っていたあなたが
世界に連れ去られていったあの日から
僕の心は失くなったまんまだ
ねえ誰かねえ誰かって叫ぶたんびに
内側の方からずっと痛いけど
それでも
生きていれば息をしていれば
いつか報われるのかな救われるのかな
ねえ誰か
ねえ誰か
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