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イリア
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| 作詞 ハラミ |
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とある街中 暗闇の奥に そこは在る
生き疲れた人々は 今夜もここに集う
そして私は今夜も 彼らの側に居る
誰にも言えない秘密を抱えた人
生きることすら苦痛に思える人
溢れる彼らをここに招く
ああ イリア イリア 躊躇わないで
そのドアを開けて
私はグラスを拭いて待つよ
君の心と 身体を 癒すために
今夜も少しだけ お酒の力を借りて
だから私は今夜も カウンターの奥に
他人に言えない喉の奥に詰まる思い
他人に言いたい舌の上で踊る気持ち
全部私が聴いてあげる
ねえ イリア イリア そこに座って
美味しいお酒をどうぞ
私に君の話を聴かせて
鉛のような嘘も
硝子細工のような本音も
良かったら私に 見せてくれないか
ここはそんな君のために在るんだから
ああ イリア イリア 躊躇わないで
そのドアを開けて
私はグラスを拭いて待つからね
だから
ねえ イリア イリア そこに座って
美味しいお酒をどうぞ
私に君の話を聴かせて
お願い イリア どうか忘れないで
ここは君のための『宿り木』
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