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靴擦れ
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作詞 onjin |
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狭い世界で生きている
私たちの行動パターンは
少なからず
似通っている
人と人が出会うことを
運命だとか
奇跡だとか
美化したがる傾向が
世間にはある
それはそれでいい
でもそれは
気持ちの後付け
欲だらけの世の中
乗らないチャンスはないだろう
完璧な人間などそうはいないと気付いていれば
卑下することなく
自分らしい生きかたはできるはずだ
今日のあなたを知って
明日のあなたも知りたいと
いつもの靴を履くけれど
そう思ってしまったら
気持ちは隠せない
脳は嘘をつけない
麻薬に侵される
好きだという気持ちを
押し込める度に
自分が崩壊していくのがわかる
欲に勝てる人間は
そうはいないと
慰めて逃げることだけは
自信がある
自分に甘い人間が
「確実」に泥沼にはまる
何度も
何度でも
それでも
求めてしまう
今の私を全て支配する
あなたに
暴走して
引きずられて
靴擦れする
欲を捨てる
欲を捨てる
女は
短絡的で
自分本位
感情をただ
ぶちまける
思い通りの行く末を
相手に懇願する
孤独を必死に埋める
踊る心が
これ以上
一人歩きしないように
靴を脱がなきゃ
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