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きまぐれニャンコとアホワンコの物語。
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作詞 ジャムバニラ |
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昔々の物語
あるところにきまぐれな毛並みのよいニャンコと
いつもお人好しのアホなワンコがおりました
そのニャンコは人気者で品もよく見た人の心を奪ってしまうようなニャンコでした
そんなニャンコのことをお人好しのワンコは少しだけ苦手でした
ある日お人好しワンコがご機嫌で散歩しているときまぐれニャンコがやってきました
そのニャンコはいつもその散歩道にやってきては面白い話ばかりしてくれました
ワンコはいつの間にか知らず知らずのうちにニャンコのことが大好きになりました
だからいつも行く散歩道はるんるん気分です
だけどそのきまぐれなニャンコは時々きまぐれに来なかったりしました
けどアホなワンコは雨の日も風の日も病気の日も毎日ニャンコに会いに行きました
ワンコはついにニャンコに自分の気持ちを伝えようとしました
うさぎさんもおさるさんもくまさんもみんな一生懸命応援してくれました
大好きなニャンコ
きっと今まで会ったどの人よりも好きになったニャンコ
だけどそぉ思っていたのはワンコだけでした
ニャンコは別にワンコのことを豆粒ほども好きではなかったのです
大好きなニャンコ
ワンコはどうしてもニャンコのことが忘れられません
やっぱり毎日毎日あの散歩道を歩きました
ところがニャンコはいつも通りやってきてはまた面白い話をするのです
そんなニャンコをワンコは嫌いになれるはずもありませんでした
きまぐれニャンコに振り回されてもそれでもやっぱり
ワンコはニャンコのことが好きで仕方ないのです
時には涙が落ちたり胸が痛かったりするけれど
ワンコはもうニャンコ意外を好きにはなれないのです
だから今日もアホなワンコはるんるん気分で散歩道を行くのでした
きまぐれニャンコに会いに
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