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「今はまだ言わないで」
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作詞 只見つづり |
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あの日気づいたあなたの小さな嘘
いつもなら何も言わないのにね
その日に限って長い言い訳したね
あなたに違う匂いがしたわ
私を抱く手のかすかなためらい感じて
驚いて立ち止まり胸が軋んだ
誰も一人 ひとりきり 独りぼっち
いつかは別れる日が来ると
わかっているはず
今はまだ言わないで黙っていて
こみあげる淋しさごまかす
時間が今 欲しいの
二人の間 木枯らしが吹き抜ける
「いつまでも僕が守るよ」なんて
火のような恋はすぐに消えるものね
炎はいつか燃え尽きてゆく
初めは小さな嘘でもだんだんほころぶ
いつまでもこのままじゃ明日も見えない
誰も一人 ひとりきり 独りぼっち
さよなら言われる日が来ると
感じているはず
今はまだ言わないで黙っていて
こみあげる涙をこらえる
時間がただ 欲しいの
冬の冷たい雨 この恋を濡らしてゆく
私には つなぎとめられなかった
誰も一人 ひとりきり 独りぼっち
顔あげ前向く日が来ると
信じられなくて
今はまだ言わないで黙っていて
こみあげる思いを捨て去る
勇気が今 欲しいの
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