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「時の余白」
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作詞 只見つづり |
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オレンジの夜明け
君はベッドを抜け出し
半分カーテンを開けて
空の色を見つめてる
物憂げな顔で
君は椅子に腰かけ
立膝頬杖をついて
雲の色を見つめてる
何気ない時の隙間
何気ない時の余白
眠れない夜を抜けて
眠れない朝を抱く
移り変わる空の色の向こうに
君は今日のスケジュールを立てて
どんな一日を過ごそうかと考え
僕のいれたコーヒーをぼんやり啜る
今日が始まる
オレンジの夕日
君は硝子のビルから
時折ため息ついて
変わる色を見つめてる
気だるげな瞳
僕の話 耳だけ
傾け上の空だよね
翳る空を見つめてる
何気ない時のかけら
何気ない暗い余白
味気ない日々を忘れ
味気ない夜に戻る
移り変わる淡い季節感じて
君は明日の天気予報を見てる
どんな一日を過ごしてきたかなんて
まるで冷めたコーヒーの不味さのようだ
今日も暮れ行く
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