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手のひら
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作詞 茉莉亜まり |
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あなたの手がわたしの手を包み込む
わたしは歩いて行けるのかな
たぶん今日がかなしみの底の底で
あすの光など見えないけど
そこにあるあなたの手のひらが
たしかにかなしみをあたためて
重ねられた手に涙こぼせば
どこからか かすかな声
アシタはきっとキョウよりも
キボウに近くなる、と
きみの手を僕の手のひらで包み込む
ことばはことばの意味を失くす
たぶん今日がきみのかなしみの底で
涙の行く先はわからないけれど
僕の心の手のひらで
きみのかなしみを包みたい
きみの心へ届こうとして
ことば以前で祈る
あしたはきっと今日よりも
希望に近くなれ、と
あすも未来も見えないけれど
心まるごとで決める
あしたはきっと今日よりも
希望に近くなる、と
顔上げればそこには
光
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