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オリオン座に叫ぶ
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作詞 ワタリ鳥 |
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君の好きな季節は冬で僕は夏
君は山が好きで僕は海
君は焼肉が好きで僕は寿司
僕があーだと言えば君はこーだという
正反対なのに僕と一緒にいるなんて奇跡だなと言うと
君はSとNがくっつく磁石みたいだねと笑顔で言う
澄みきった空気 冷たい風 静寂の中
星空を見上げ君は「冬日和だね」と呟いた
ねぇオリオン座、天に掲げたその剣で2人の間を流れる川を切り裂いてよ
ねぇオリオン座、天に掲げたその剣で僕の孤独を切り裂いてよ
乾ききった夜空に僕は叫んだ
君は5月生まれで僕も5月
君はふたご座で僕はおうし座
君はポルックスで僕はアルデバラン
僕が彦星なら君は織姫
いつか離れ離れになるのかなと僕がいうと
君はそれは七夕の話でしょと顔を膨らませて言う
優しく降る雪 綺麗なイルミネーション
僕の手を引っ張り君は「冬日和だね」と笑った
ねぇオリオン座、天に掲げたその剣で2人の間を流れる川を切り裂いてよ
ねぇオリオン座、天に掲げたその剣で僕の孤独を切り裂いてよ
乾ききった夜空に僕は叫んだ
なぜあの時にもう1度君の手を握れなかったのだろう
僕に君の手を握る資格はあったのだろうか
どこに行っても何をしても君の笑顔が消えることはない
ねぇオリオン座、天に掲げたその剣でこんな弱い僕を切り裂いてよ
ねぇオリオン座、天に掲げたその剣で僕の明日を切り開いてよ
ねぇオリオン座、天に掲げたその手でもう一度僕達を繋いでくれよ
乾ききった夜空に僕は叫んだ
聖なる夜 降り注ぐ雪 雑踏の中僕は「冬日和だね」と呟いた
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