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タイトル募集
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作詞 九十九 |
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タンスの襖に挟まったシャツに
気にも留めないでいるのは
深く潜った先の美しさに
息継ぎも忘れてしまう様な
それに似た 何かだって
また自分を誤魔化してんだ
今朝のニュースじゃ
またどこかの国の知らない街で
鳴り響いた銃声の数だけ
悲しい数字を報せる
遠い島の僕達は知らない顔で
退屈そうな表情をする
要は、道路で横たわる小さなソレに
目を背けて悲しんだフリ
触れようともせず 救おうともせず
誰かが手向けたタンポポに両手を合わせる
それを偽善と誰か呼ぶのだろう
参考書で解いた数式のどれとも違う
難しい事情で載せられた教科書の写真じゃ
何が伝わるのだろう
聞きたくない事から耳を塞いで
見たくないものから目を伏せて
言いたい事も言わない様に
容易く自分を殺せるのに
どうして泣いているの?
ほら、叫ぶ声は聞こえているよ
1g軽くなった小さなカラダを
そっと胸に抱き寄せて
泣いてあげよう
ちゃんと悲しんであげよう
土に還し そこにタンポポが咲く
次の春には笑えるように
Life is Beautiful 天まで届け
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