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初雪
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作詞 羽萩 |
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早い初雪
ブランコにユラリ揺れて眺めてる
「今日は何をする?」君はきく
「今日は揺れていよう」僕は言う
白い白に塗りたくられて
訳もわからず其処にいる
誰か誰かと叫んでも
君さえも
寒くて震える初雪に
淡くて悲しい欲望には
僕も沈んで帰らない
君さえ僕を見ないなら
沈んで楽になりたいよ
神はきっと返してくれない
言葉を願ってる
早い初雪
ブランコにユラリ揺れて泣いている
「今日は何をする?」君はきく
「今日も揺れていよう」僕は言う
赤い赤に染まれないで
訳もわからず此処にいる
何処か何処かと叫んでも
君さえも
冷たく積も行く初雪に
儚く哀しい恋心
僕は沈んで戻らない
君さえ僕を捨てるのなら
堕ちても楽にはなれないよ
君もきっと返してくれない
言葉を探してる
知らない
君の事も
知らない
みんなの事も
知らない
自分の事も
白く溶けてく
凍えて変わらぬ初雪に
淡くて儚い初恋も
僕は沈んで変わらない
君さえ僕を知らないなら
棄てれば楽になれるかな?
誰もきっと返してくれない
言葉を待っている
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