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起承転結
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作詞 maturi |
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誰かが始めたしりとりを繋いで
僕は大人になってしまいました
両親の愛のささやきとか、歴史の偉い人の名言とか
アニメのセリフとか映画の宣伝とか
気が付けば誰かの言葉が口から洩れた
僕の言葉はいつ生まれるのだろうか
気が付けば哲学みたいに、難しく考えるけれど
答えなんて出せる頭もなく、そんな余裕も残ってない
出てしまった言葉を戻すことはできないし
口にできなかった言葉を今言ってもしょうがない
独り言が溢れて、僕は歌を形作った
不格好でもなかなか僕らしい
生まれて初めての言葉
きっとそれに近いラララ
大人なんて呼ばれるまで生きてきて
疲れて溢れたラララ
誰かに思いを告げて、未来が開けたラララ
死んでしまう時に笑って出てきたラララ
同じラララが最後に出てくるから、
僕は次に進める気がする
たとえ最後がラララで占められようとも、後悔だけはしないだろう
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