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カタコイの唄
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作詞 ちゃこ |
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期待を込めたマニキュアが
ひどく滑稽に思えた
日付が変わってまで
懸命に塗り直したのに
彼がいない
何を期待していたのだろう
期待が悲しい
無意味な笑顔と
ちょっと苦笑いした
昨日から付けていたお気に入りの香水
いつもは付けないから
変な勘繰りされたくなかったのに
彼がいない
まるで神様が深入りするなと言ってるようで
近付けない
彼の無意識の拒絶なのか、
神様に守られているのか、
踏み出す勇気のない私には
確かめようがない
でも、本当は少しほっとしてる
もちろん寂しいけど
近付き過ぎて深入りしないぶん
ママゴト程度で気持ちを抑えられる
もうあんな悲しい恋はしたくない
また失うの?
また残されるの?
いつまでもこの思いは一方通行のまま
ずっと、ずっと、実らない
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