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何でもないような青春
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作詞 ハリ |
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季節が終わるように
青春が終わった
暑くも寒くもなかった
長くも短くもなかった
会いたいって言えば
小さな公園に君はいた
真っ暗で
正直顔がよく見えなかったな
巡り行く季節の中で
君との青春は
たったの一回
また別の青春が始まるだけだ
蜘蛛の巣がかかった錆びた自動販売機
君の好きなビタミン炭酸
もう飲まなくなったな
今度飲んでみるか
君に会いに行く道を
自転車で通り過ぎる
ここを曲がったら
君がいるんだな
何にもないような青春も
今見る星もあの時のとは違うんだ
何にもないような青春も
冷たくなった歩道橋の手すりも
あの時のものとは違うんだ
こうしてさ
こうしてさ
何にもないような青春が
終わっていくんだね
こうしてさ
こうしてさ
何にもないような青春が
始まるんだ
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