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砂と青
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作詞 僕 |
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すこしだけ触れた青色 永遠の意味がわかっても
約束を果せなかったら 綺麗なままではいれない
あの猫を撫でるみたいに 季節が変わってしまっても
ずっと時間が吹く限りは 君を待つことにしたんだ僕は
久しぶりの青空 骨まで見えそう
街行く彼女 すこし顔は不安そう
スピードを上げてゆくたびに
身動きしづらくなっても
夕方が僕らに語っても
吹いてる風はサイダー色
すこしだけ触れた青色 大人の思考が芽生えても
約束を守れなかったまま 血を止めるわけにはいかない
あの街のいつかみたいに 君の笑顔が変わったら
好きな花さえも踏みつけた あの年齢が戻ってくるだろう
作り上げた砂の城 波で崩れたな
なのに笑ったあの子 僕は泣いたかな
スピードを上げてく影が
僕自身を通り越しても
誰かの背中がさよなら
さりげなく僕に告げても
すこしだけ触れた青色 名前の意味をたずねても
答えなかったあの子は 夢のあとみたいな不思議さで
大人になったら会いましょう スカートが揺れてること
甘酸っぱさだけ残して 帰り道で野良猫の鳴き声がした
待つことをやめたら
ふと過ぎる思い出も
踊り場ですれ違った
あの頃の自分と あの頃の若さと
すこしだけ触れた青色 諦めることを理解しても
約束は守れなかったから 大人にはなれなかったな
通りすぎたあとの影も そのあとに吹いた風の色
僕はただ君を待つこと 何も言わず街に帰ったこと
すこしだけ触れた青色 永遠の意味がわかっても
約束を果せなかったから 綺麗なままではいれなかった
それでも誰かを愛して 次こそ守り抜けたら
それを永遠の意味にしよう 風は吹いてる、君のサイダー色
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