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深い霧
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作詞 僕 |
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さよならしたら 窓を開けた
ずっと懐かしい風と 深い霧
夢を見てた あの子が踊る夢
すっと忍び足の 声
これといった理由もなくて
さよならは 深い霧
見えなくなるあの子の背中で
小石を蹴った
青いまま
さよならしたのは 子供の朝だ
きっと冷たい 優しさ
夢を見てた あの子が踊る夢
指差した 月
選べなかった嘘が浮ついて
さよならの 暗い影
聞こえなくなるあの子の足音で
寂しくなった
深い霧を
走り出した
誰もいない霧漂った道を
過ぎゆく街並みを憂う人たち
線路橋の下くぐり抜け
深い霧のまだ見えない方まで
風になりたい
これといった理由もなくて
さよならは 深い霧
見えなくなるあの子の背中で
小石を蹴った
夢で見てたあの子が踊る夢
さよならは 幸せ
霧に隠れた あの子の影も
寂しくなった
待つのはやめた
立ち止まって 振り返り
街へ帰る
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