|
|
|
花屋
|
作詞 僕 |
|
白色の少女は 花束と通り雨で見ての通りだ
あまりに美しすぎて 街はきらきらのその中
窓を開けると 深い朝 雨は止んだよ
花屋の寂しさを素通りして
花屋の悲しみは無視を決めて
花屋の喜びに手を触れて
花屋のさよならに微笑みかけた 朝
それで終わる話はどうだ
これでどうだ
街中を少女は 水溜まりで溺れるような
斜めに刺さった光が その顔を隠す
窓を閉めると 飲みかけた水が 乾いて笑顔で
白い花の束を両手で抱えた少女が街を行く
大事な何かに触れて顰めた顔で
見なかったことにした少年に今
会いに行く
花屋の寂しさを素通り
花屋の悲しみは無視を決めて
花屋の喜びに手を触れて
花屋のさよならに微笑みかける
ボーイミーツガールの季節が溢れる
炭酸泡に見え隠れなはじまる恋が今また街角に触れる
それで終わる花詩はどうだ?
|
|
|