|
|
|
モノクロ街
|
作詞 僕 |
|
静かに染み込む雑踏音 雨降りで灰色の歩道
僕は確かなことだけ服のシミにして
使い古した傘でこの街を歩いた
時計を気にしたら もう約束は破っていて
すべて放り出したように生きていたら
赤色の女の子に袖をつかまれた
知らない雨は何も言わないまま街に降りてきて 夜の底まで
死なない雨は呟くこともせずに街を濡らしてる 夜の底まで
無味無臭無感覚の午後
スローモーションの足音たち
僕も一人の他人になる
紛れ込んで 白と黒と赤と青だけの視界に一歩踏む
知らない雨は何も言わないまま街に降りてきて 夜の底まで
死なない雨は呟くこともせずに街を濡らしてる 夜の底まで
夜の底まで
僕の底まで
|
|
|