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不機嫌と花火
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作詞 僕 |
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一度目の 「さようなら」がぼやけて 足跡が途切れれば
にわか雨で ベランダに干してた 君のシャツもはじまりに戻る
遠くの方に 風は行ってしまって 汗が思うように出なくなる
新しい 黒色の浴衣が よく似合ってる 写真だけど
不機嫌の理由は秘密でドアを閉める
なるほど 何となく僕は気づく
短くなった髪が揺れる
その真上では新しい夜
花火がすぐそばで打ち上がる
瞬きで意味が消えた夏
首にかけるデジタルカメラが 過去を無かったことにする
好都合な 魔法を頼って 二口目のラムネを飲む
嫌いになりそうな少女を閉じこめる
窓を激しく叩く 音が鳴ってる
半透明な笑顔だとしても
君がまた帰れるなら
花火がすぐそばで打ち上がる
二人の翳りが晴れた夏
Boy Meets Girlな花火が落ちてく
群青色の夜はそこにある
花火がまたそばで打ち上がる
片手ずつできらきらな夏
短くなった髪が揺れる
その真上では新しい夜
花火がすぐそばで打ち上がる
瞬きで意味が消えた夏
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