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初恋バーゲンセール
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作詞 僕 |
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初恋した帰り道は
雨降りで
傘をすこし上に傾けると
濡れながら走る少年と
雨合羽の少女
ハッピーエンドを演じる街並み
ビルの裏から飛ぶ群の鳥
また知らない間に誰か歩き出す音
降り重なって光と影
かさばる人影
歩道橋での初恋は安上がり
夢見ながちな青い少年と
目覚めたての新しい少女
ハッピーエンドと嘘つく夕暮れ
路地の影から見る孤独観
静かに狂気めいた愛と殺意の街
あれだけ大切だと言えた初恋も安っぽくなる
欠けた幸せに値段がつかなくなる
たとえ君が本物でも安くなる
たとえ君が本物でも安くなる
たとえ君が本物だったとしても、安くなってゆく
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