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アイノカタチ
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作詞 Fm |
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“ねえ?アナタの子になれていますか?”
「私の子なんだから 出来て普通(トウゼン)」
「それぐらいの事がどうして 出来ないの?」
「男の子だから 泣いてはいけないの。」
今日も浴びせられ 目に見えない凶器と生きてる
アナタに似合う子へと自ずから染まって
空白の愛を“芝居”で寄り添いだす子達がいる。
※
“ねえ?アナタの子になれていますか?”
“アナタの家族になれているでしょうか?”
愛の中で 産んだ輪郭(カタチ)を“子”と呼ばないなら
その輪郭(カタチ)を 何と呼びますか?
1人を生き 愛に生きているその輪郭(カタチ)を
“分身”と呼びますか?
「アナタが望んでいる子で 保ち続けるから。」
「怒らせないように いい子でい続けないと」
「悪い子だから いけないんだよね。」
浴びせられるのは愛されている証拠って思い込ませ
望んでいる子になる...そう生きる意味にして
頬を濡らす中で 笑う行為を 覚えた子達がいる。
※
“アナタの子にはなれなかったみたい。”
“アナタの家族になれなかったみたいだ”
泪を触れて 産んだ輪郭(カタチ)を“子”と呼ばないなら
その輪郭(カタチ)を何と呼びますか?
1人を生き 愛に生きているその輪郭(カタチ)を
“人形”と呼びますか?
アナタの似合う子に自ずから 染めたのは
この世界で生きてゆく為じゃない。
芝居せずに アナタと笑った瞬間を
もう一度 味わう為なんだよ。
アナタが親だから だとかじゃなくて
“アナタがいるから生きているんです。”
“ねえ?アナタの子になれていますか?”
“アナタの家族になれているでしょうか?”
愛の中で産んだ輪郭(カタチ)を“子”と呼ばないなら
その輪郭(カタチ)を 何と呼びますか?
1人を生き 愛に生きているその輪郭(カタチ)を
“分身”と呼びますか?
親だと呼ばれた時は 初めて子が見たときじゃない。
痛みの中で 愛を注ぎ 子がそれを愛だと知る頃
アナタの輪郭を“親”と呼び始めているから
だから
その輪郭(カタチ)は “人形”でも“分身”とも呼ばない。
その輪郭(カタチ)は 愛の輪郭(カタチ)です。
ほら、見てごらん。
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