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「花嫁」
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作詞 あかゆう |
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貴男と共に過ごして 随分と時が経ちました
裏切り裏切られ 此処まで来ました
隣にいる貴男の寝顔に想います
私達 共に歩いて来たけれど
歩いた人生(みち)は同じではないわ
積み上げた恋(もの)に縛られるほど
私こどもじゃないわ
悲しいけどこの恋はあまりに
長く 永く そして儚いわ
初めての夜も 嘘つきだった夜も
私 貴男のこと考えたわ
ただ退屈な毎日に 疲れてしまっただけなの
遠くの幸せを願うくらいなら
目先の快楽に身を置きたい
突き上げた後悔は
酷く熱く
罪悪の雨を乾かしていく
そっと置いた指輪に貴方の「イッテラッシャイ」
人はそれぞれ幸福を望むもの
でもそれは傷つける理由にはならない
決断した夜 終冬の風が吹いている
開けた扉に待っていたのは
貴男の「オカエリ」
零れた涙に 優しい貴男の口づけ
永遠を誓ったあの日を思い出す
大げさなほど白いヴェールに
青く輝いた空の下
綺麗だと笑った あの花嫁姿を
人は皆 思い通りには生きてはいけないけれど
あの日誓った約束 真実の言葉
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