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スキだった冬にキミを
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作詞 るい |
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穏やかに晴れた冬の朝
「おはよう」と呟いても君からの返事は無い
日差しが気持ち良いはずなのに
もうどんな温度さえも感じない程に
冬は好きだよ、季節の中でも一番に
ポッケの中君と手を繋げるから
寝る時は二人だともっと温かくなるから
でもそれは全部君が居るからで
君の居ない冬は凍えそうな寒さを見に染みて感じるだけ
どんな季節が来ようと意味ない
枯れるまで泣き叫んで戻ってくるなら
この声を喜んで差し出すだろう
どうしようもない現実を受け入れるほど
大人にはなれなくて
好きだった冬は思い出したくない季節へと
今は君の好きな冬を感じるのさえ苦しいよ
静寂に包まれている冬の夜
目を閉じると君のくしゃっと笑う姿が浮かぶ
今でも此処にあるはずなのに
記憶としか会えないこの虚しさを
冬は好きだよ、白い息をはきながら
「寒いね」と言い合って何度も
言うたび君が抱きしめてくれるから
でもそれは君だからであって
君にしか埋めれないもので他の誰かじゃ意味ないよ
もういっそこの記憶全て忘れられたら
寂しいと悲しいと嘆いて戻ってくるなら
胸に留めず声に出すだろう
どんなにこの痛みを言葉にしても
触れた日々は帰ってこない
冬の寒さがズキズキ胸を刺し雪は溶け
戻ることない君を映すかのように消えた
枯れるまで泣き叫んで戻ってくるなら
この声を喜んで差し出すだろう
どうしようもない現実を受け入れるほど
大人にはなれなくて
好きだった冬は思い出したくない季節へと
今は君の好きな雪を見るのさえ苦しいよ
いつか穏やかに晴れた冬の日にもしも
悲しむ事なく優しく君を思う事が出来たら
目を閉じて君のくしゃっと笑う姿を浮かべ
冬が訪れる度に優しい記憶を思い出すだろう
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