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あかり、ともり
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作詞 @tsu |
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思うんだ、貴方が死んでしまったらどうなるんだろう
この全世界を探しても貴方という人は最初で最後
だからもう見つからない
ただ日常をなぞってるだけなら
きっとそんなに悲しみはないだろうと思うけど
その事に気付く度僕はどうしょうもなく涙流すだろう
貴方は僕の事をよく分かってるから
泣けと言えば笑うだろう、その飾らない
素振りや生き方にどれだけ僕は救われてきただろう
きっとどれだけ愛してるを言っても
僕は後悔をするのだろう、きっとどれだけ
触れてたとしても僕は寂しくなるから、心を覚えてたい
同じ言葉だとしても誰かじゃダメで
貴方じゃなきゃ嫌で、その表情や輪郭をなぞれば
優しさが不思議と分かるから
本当のありがとうは言いたくない
本当のさようならはもっと言いたくない
強く手を握るから、頷いて
いなくなっても生きてくのだろうと思うけど
一人生きてく事を苦しく思わない日はないだろう
二人生きてく日々を恋しく思わない日はないだろう
逆に僕がいなくなったとしても
貴方は貴方のままとんがってて欲しい
不器用にまた誰かを心から愛して欲しいと思う
貴方は貴方が思うより強くも賢くもない
その歪な心にはいつも誰かが必要で
愛が絶対不可欠なんだからね
こうして思い合える貴方に出逢って恋をして
愛し合って未来を描いて夢を抱いて
今それが形になった場所に二人でいれる事
貴方も僕も分かってるんだ
愛してるなんて言葉でしかないって事
そんな言葉に意味なんてないって事、愛は心が知ってる
拙い言葉になってしまうけど
いつも肝心な事を伝え切れないままだけど
僕は結局自分でさえ気付かないくらいに
貴方に恋してる、貴方を愛してる
貴方へありがとう
貴方と生活して溢れた気持ちが
連なって、色付いてまるで映画のように
僕の中で過去にならず鮮明に焼き付いていく
貴方は天使じゃない
僕と同じように地上を二本の足で歩く葛藤を抱えた人
そんなどうでもいい当たり前が命を安心させる
一体いくつ僕は貴方の涙を見てきただろう
笑い過ぎて泣く貴方、背中を丸めて泣く貴方
幸せだよだと言って泣く貴方
そんな思い出一つ一つが心の中で
形となって、呼吸をして温もりをくれる
どんなに離れてる時もいつも貴方を近く感じる
愛してもらったから見つけた自由がある
愛したから受け入れた答えがある
愛し合ってここまできたから今日も違う貴方が見える
本当に書きたいと思ってたのは
こういう事だったんだ
心を通して描かれてる貴方という人
永遠なんてなくていい
僕はこれからも貴方と共に笑うだろう
貴方を想って泣くだろう、それはずっとずっと変わらない
僕と一緒に泣いて笑ってくれる貴方という存在は
もう何にも奪えない、ちゃんとこの胸で
香り続けてるから、聞こえ続けていくから
僕が左で貴方が右を行くとしても
きっとその先では二つの道は一つになってると
何の疑いもなく思えるから僕は僕でいれる
絞り出して、さらけ出して
もうすっからかんのように見えるその心と心の間には
見間違うほど透明な愛が満ちている
これは不特定多数の誰かに向けた言葉じゃない
これは貴方に向けた言葉、他の誰でもない
僕と生きてきた貴方に向けた言葉
喜びを知ってるよ、悲しみを知ってるよ
分け合ってきたから知ってるよ
全部が全部貴方と生きてこれたから知ってるよ
昨日までの事はいいよ
また今日から始めよう
そして明日も同じように始めよう
きっとこんな些細で綺麗事のような想いも
貴方だったから残したいと思ったのかな
そんな些細で綺麗事のような想いでも
信じていられるのは貴方だったからだと思うんだ
貴方の心が大好きだ、貴方の幸福を願う
貴方の呼吸が続く事を祈る、貴方へありがとう
書いてみるとこんな小っ恥ずかしい
薄っぺらい言葉ばかり、だからラブレターは嫌いだ
でも今日はなんだか貴方へ書いてみたくなったよ
この詞を見た貴方の表情はもう想像できてる
きっと嬉しさを隠して平静を装って
何事もなかったように隅へ行って笑うだろう
僕はこんな言葉でしか生きれない男だ
僕はこんな生き方しかできない男だ
だからこそ一緒にいたいと言ってくれた
貴方をずっと忘れたくない
そんな貴方を忘れてしまう僕でありたくない
いずれ悲しみでも寂しさでも
貴方へ戻れない日が来るのだから
今は悲しみも寂しさも貴方と共にあれる
喜びや感謝でしかない、ありがとう
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