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いつかまた繰り返したい
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作詞 @tsu |
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どんなに情けない今日の自分でも
今日の自分じゃないと綴れない言葉がある
今日の情けなさじゃないと感じられない心がある
どん底だから思い描ける力がある
目の前が真っ暗だから想像できる楽しさがある
少なくともこのままなんて事滅多にない
どんなに苦しい今日の模様でも
大切さを欠いてしまうぐらいなら
ないがしろにして無駄にするくらいなら苦しんでたいんだ
迷い悩んでもそばにいる誰かが笑ってくれるなら
自分が笑うより素晴らしい今日になる
そう思える誰かに出逢ってきた
どんな悲惨で過酷な日々があったとしても
立ち上がれない人生はない
きっとどうやって立ち上がり何処へ進むかが問題だ
何だってそう
その時よりその後の方が難しいんだ、悲しいんだ
だから続けていく毎日が大事なんだ
この日々を苦しいってだけで終わらせたくないんだよ
この想いを届かないの一言で諦めたくないんだよ
そんな自分では在りたくないんだよ
人の為というより、自分の為に誰かと共にいたいと思う
否定だけをしてたくはないし
肯定だけをしてたくないと思うから
どんなに美しく気取った自分の端々にも
ちゃんとおぞましい自分はいるし
どんなに渦巻く自分の中にもしっかり正義があったりする
学ぼうともせず、受け入れようともしないなら
ただの堂々巡りになるだけだから
分かりたいんだ、知りたいんだ、どんなに胸が痛くても
このままの距離はもう嫌なんだ
でも何かをしてまた遠ざかるのが怖かった
これ以上もっと後悔を背負ってしまいそうで辛かった
だけど自分を捻じ曲げて背向けたら
こうやってどこかに歪みを生んで荒んで
何もかもを見ないフリするだけになっていくのなら
最終的に遠ざかり後悔をするとしても
必死に近付きたいと思うんだ
懸命になれる方を選びたいんだ
どんな道でも幸せにはなれると思う
ただ幸せの価値観や瞬間は皆一人一人違うから
自分らしい幸せの道は戸惑いばかり
全部が全部うまくいってればそれに越した事はないけど
良い事も悪い事もある人生だから
自分らしい生き方が最後大事になる
自分より最低な人間はいくらでもいるだろう
最悪な心なんてどこにでも転がってる
でも僕はずっと自分が最低だと責めてくと思う
いつだって振り返ってみれば、よくよく考えてみれば
あの日あんなに嘆いていた、重荷と呼んで嫌ってた事も
もっと違う、きっと違う、温かいものだった
僕がここで何もかも忘れたいとやめてしまえば
責めてきた自分も、もう戻れない時間も
出逢い支えてくれた愛する全てさえも
救われないじゃないか
浮かばれないじゃないか
この涙さえも飾り物になるじゃないか
誰かの声とじゃなく、誰かの体温とじゃなく
一人で受け止めるべきそのままの現実がある
一人で受け止めたい大切な思い出がある
これだけの感情があれば、これだけの道のりがあれば
結局どんな風にやったって言ったって
僕は後悔してしまうんだと思う、それでいいと思う
何度も後悔をして愛を思い知って
色々な時間や気持ちに迷い悩みながら自分を正して
温かい記憶と共に生きていける方向へ
どれだけ愛を伝えたって足りないでしょう
どれだけ焼き付けたって忘れてくでしょう
だから失って途方にくれないよう自分の人生を想う
誰かが見れなかった今日に僕は生きて
誰かはもっといたかった世界に僕はいて
誰かが育みたかった草花に僕が水をやる
誰かが越せなかった厳しい寒さの冬を越えて
暖かくなってきた陽の光と優しく香る風を全身に浴びて
僕は息をする、僕は歩いてる
いつも想像してる、いつも見上げてる
雲の上に乗っかって旅でもしてるんだろうって
何で僕は生きてるんだろうじゃなくて
生かされたと思えたら、生かされてると感じられたら
分け与えられないものなんて何もないじゃないか
何で死んでしまうんだろう、消えてしまうんだろうじゃなくて
何で僕はこんなに悔いてるんだろう
何で僕はこんなに涙が出るんだろうって気付けたら
何一つだって愛さない訳にはいかないじゃないか
どんなにありふれた日々の些細な煌めきだったとしても
心から感謝してしまうじゃないか
何を成したかより何を成したかったかを
分かってもらえたらそれできっと全て成しているんだ
分かってあげられたらきっと成り立っていくんだ
こんな自分だから沢山迷惑をかけてると思う
数え切れないくらい不満も不安もあったと思う
でも答えは離れず一緒に来た此処、信じて共に生きた事
本当に何もかも嫌になるくらい気にかけてきた
死んでしまえと追い詰められるほど考えてきた
今そんなこんなも寂しく思うのはそれも愛だったから
いつかまた会いたい、いつかまた寄り添いたい
いつかまた聞きたい、いつかまた触れたい
いつかまた喧嘩したい、いつかまた嫌になりたい
いつかまたただただ涙を流したい
できる事はできる事のまま
できない事はできない事のまま
いつかまた繰り返したい、そう思えたよ、ありがとう
いつかまた繰り返したい、そう思わせてくれて本当にありがとう
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