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ソレイユ
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作詞 奥多正 |
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「跪きなさい」 「何なりと」と呟いた
君子でもない彼がそうしたのは唯の恋人の心です
菫が揺れて咲き誇るのは何時だったか
忘れると云う選択肢さえなく膝を折る
傅く事に意味は無い 貴女が居る事に価値がある
命さえあればどうぞお好きに 裏で泣く破顔の横顔
「愛し続けなさい」 「愚問を」と答えた
永遠は無い 彼女がそう云う 心を殺すだけで
菫が枯れる 切り取られたのは 欲情の百合
消す事など出来る筈も無く指を折る
傅く事ぶ意味さえも 貴女が消した唯の塵芥
命は貴女へと それは変わらず 相も変わらず捧ぐ詩(うた)
傅く私に残された 己に残った毒の針
遍く事実 枯れぬ菫 変わる事無い1つの愛
私が傅くソレイユに 微かに残ったアムロフィリア
腐って落ちた その日まで 動く事のない貴女へと
命さえあればどうか変わらず裏で泣く破顔の2人
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