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空蝉時雨
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作詞 愁 |
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真夏の日 晴れた空は 還らぬまま 遥か遠く
影落とす日の夢
日照り返す無の螺旋 星の空へと眠る
真夏の日 夢と幻 砂の時計 跫音 消える
無音 無色 降り続く
旧懐の朽ち木に見た真実と意味は
忘却の彼方 再会の空の果て
一人歩きした明日がある
留まる事実は 遮る光の中
終焉に凍える真夏の陽射し
白い視界 埋め尽くす
記憶さえ佇み待ち惚け
感情も返さぬ空
喪失の未来に知る 現実は無言
佇む傷跡 果てない涙の中
舞い散る空蝉 死んだ空へ
鎮まる世界に残された記憶さえ
羅列に記された 真夏の悲劇
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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