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虚構の音
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作詞 愁 |
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心が壊れていく音 赤子の泣き真似で
自らを傷つけている 何かに取り憑かれたように
無意識なまま涙が溢れ出すのは何故だろう
見たくないから
忘れたいから
今はもう笑えない
涙に抱かれて
笑顔で生きてきた 涙は弱さだと思い
鏡に映る真実を見つめて気づいたことは
「ほら…似合わない笑顔」
これは誰の為なんだろう?
そうしてまでも守りたいもの?
心に嘘をついて
また
傷つくことに慣れても愛情と笑った
そうすることでしか繋げない気がして
届かない 愛は見えないから残酷で
でも 一度だけ 愛されたい ただ愛されたくて
笑い続けた ぎこちなく でも今は 泣いていたくて
傷つくことに慣れた僕は僕を殺す
もう僕は愛されないとわかったから
届かない 愛は見えないから残酷で
そう 一度だけ この手を引き 笑ってほしかった
望まれぬまま 望まない未来が怖いまま
はじめからない 微笑まない愛を見つめていた
縋りついた愛の虚構
笑顔なんてもういらない
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