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幼い影
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作詞 愁 |
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産まれ堕ちた奇形
掌サイズの愛
何も知らないまま
出来れば死にたかった
続く呼吸 心音から
閉ざせない 今を生きて
記憶にない感情だけを探している
理想が空回りしながら
生きる意味を奪っていく
苦味を残してくだけの日々の中で
当たり前の感情
笑顔が僕にはない
人形のようだけど
涙は枯れてなんかない
声が消える夢が怖い
覚めた現実さえも
心に添う安らぎが欲しい
ただの「愛」でいい
瞳は見て見ないふりして
残酷な明日を映す
そこにある現実 理想と幻想を
ねぇ
記憶はどこまでも残酷だね
このまま 「このまま」なのかな?
昨日 今日 明日 何もない
そんな世界に生きる
独り ぽつり 佇む影は幼すぎて
理想が空回りしながら
生きる意味を奪っていく
苦味を残してくだけの日々に
でも僕には「はじめからないもの」
手を振ることさえ出来ない
探していたものは ただの幻想だった
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