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孤独なライオン
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作詞 東 盛一郎 |
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緑の広い世界 野生が群れをなす
それらを見つめている 孤独なライオン
若いライオン はてしない草原を走る
狩りの仕方も分からない 彼は瀕死のライオン
あるとき勇気を出して 一匹の狼に
決闘を挑んでいった そして負けて逃げた
痩せたライオン怪我をして さまよう長い道を
そしてついには力尽きて 倒れてしまった
そんなとき狼が 後から追ってきた
もう逃げられはしない ただ死を待つだけ
その狼 自分の獲物をライオンの前に置いた
嬉しくて涙を流す ライオンは生き延びた
狼はライオンに 自分の狩りを教え
友になった二頭は 地平線を目指す
逃げ惑うよ野生の群れ 追うのは二頭の影
獲物を食らうその姿に かつての記憶はなく
ある日、牛の群れがいた ライオンはそれを見て
友を置き去りにして 群れを目指して走る
狂った牛は束になって ライオンに角を向け
そんなときに 助けに来た友が身代わりになった
死んだ狼をあとに ライオンは走った
ユーラシアの奥地へ 寒さが身を包む
熊を殺し、虎を殺し 続く屍の道
いつの間にか その獣は怪物になった
囚われの身となって 懐かしむあの日々
ゆっくりと目を閉じる 鉄の部屋のなかで
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