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スロウグッバイ
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作詞 sayu* |
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冷え切った胸の底辺に流れる感情は
等しく結んだ頂点から 一粒一粒落ちては溶ける
君に放った言葉の影が 寂しがってぬくもりを求めても
すり抜ける温度に 目を閉じて消えていった
忘れないままの昨日でも 心はいつもどこかを見ていて
ため息の向こうで飲み込んだ 届かない
日々彩り巡る世界の端で ただ君を見ていた
同じ光を見ていた 同じ光に成りたかった
涙に埋もれて溺れていく あの日の君すら
さよなら、と笑ったら きっとそこが終幕の合図
ゆっくりと僕が遠ざかっていく
探り合う、痛くない秘密に揺れた感情が
乏しく空っぽな胸の内を 何故かいっぱいにして溶ける
途切れないままの視線が 捨てられない思いを燻らせて
降ってくる優しさを飲み込んで これが最後
いま目に映る世界の中で ただ君を見ていた
君も僕を見ていた 同じ光に成りたかった
涙が溢れて離れていく 今日の君だけ
焼きついてしまわぬよう、そして終幕の合図
ゆっくりと君も歩き出す
日々彩り巡る世界の端で ただ君を見ていた
同じ光を見ていた 同じ光に成りたかった
涙に映り込んだ君が 落ちては弾ける
さよなら、と笑ったら きっとそれでよかったんだ、と
ゆっくりと僕が遠ざかっていく
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