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coda
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作詞 sayu* |
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夏草を見下ろす線路沿い 風の匂い吸い込んで
染み渡る奥の方 探しているのはいつも君の声
もうこれが何度目、振り返る 道端の花さえ項垂れる
還りたい心の底で 広がるのはいつも君ばかり
交わる青の向こうから明日はやって来る
見間違うほどの美しい明日がやって来る
僕にも、君にも。
色鮮やかにいつか、セピアに変わる
そのときまではせめて僕だけの君でいて
褪せてゆく想い、それさえも愛しく思えたら
消えてしまうときがくることも怖くない
汗が滲む雨のあと どこかへ向かう雲の群れ
おどけたように笑っても 探しているのは君の声
差し込んだ光に目を閉じた 乾き始めた感覚を知る
忘れたい心の奥の方 苦しさをくれたのも君でした
繰り出す「またあした」が明日を連れてくる
見紛うほどの美しい明日を連れてくる
僕にも、君にも。
色とりどりの日々で、セピアを創る
飾り立てる必要はない 僕だけに出せる色
君に向かう想い、それだけが誇りであるから
消えてしまうときがくることも怖くない
静けさが増す夕暮れの街 オレンジに浸る
代わる代わるに世界を映す セピアに変わる
色とりどりの日々で、セピアを創る
その中でだけはせめて僕だけの君でいて
遠くでオリオン座が綺麗に光るから
消えてしまうときこそ、目映く残す
色鮮やかにいつか、君だって変わる
そのときまではせめて僕だけの君でいて
褪せてゆく想い、それさえも愛しく思えたら
消えてしまうときがくることも怖くない
色鮮やかにいつか、セピアに変わる
染められた夜の片隅でも、君を想うよ
遠くでオリオン座が綺麗に光るから
消えてしまうときでも、目映く残す
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