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紫陽花の頃
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作詞 sayu* |
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そう だって
何度も巡り巡るから大丈夫
行き場を失くしたこの両手さえも、いつか
触れるあたたかなヒカリ
前を向くだけじゃ踏み出せなくて
眩しい空が なんだかあの日と同じで切なくなる
ぬるい風を纏って それでも
言葉の欠片をゆっくりと、ゆっくりと
繋いでいこう
蜃気楼ゆらゆら 瞼の向こうで君を描いた
呼ぶ声は熱に負けて 雫に変わる
染みこんでいく 「またね。」
軌跡を忘れないでいるから
きっと明日は、
ゆるい風に吹かれて それから
小さな愛情をしっかりと、しっかりと
噛み締めていこう
紫陽花のハナビラ 淡く色付く君と似てる
悲しみにもきっと負けない 雫ひかる
割れていく薄い雲 「さよなら。」
奇跡にありがとう、を言うよ
きっと明日は
降り注いだ想い 僅かでも此処にあるなら
消えたりしないから
「またね。」
紫陽花の頃に、愛しい恋しい日々に
心から「ありがと。」そして「またね。」
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