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シリウス
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作詞 sayu* |
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君とふたり、ベッドに寝転がって星をなぞって
電子タブレットのアプリひとつで 天井は夜空に変わる
君と僕の好きな星が一緒だったのは
生きていく上ではどうでもいいようなひとつだけど
その日の僕らには、神様が用意してくれた奇跡みたいで
いつまでもいつまでも その星を探した
朝がきて白日 見えない星はどこに
ボタン一つで変わる世界でも
胸の奥はそうも簡単にはいかないみたい
青白い光 いつか散り散りとなる運命でも
真っ白に掻き消される前に
忘れられないくらいのときを刻もう
君と僕の好きなところを教え合って
生きていくこの先のことなんて考えないくらい溺れて
その日の僕らは、神様じゃなくて自力で惹き合ったって
何度も何度も その意味を求めた
朝がきて白日 見えない明日を探しに
ボタン一つで閉じる世界でも
僕のこの手じゃ変えられないところはあって
青白い光 見つめ合って重なったシリウス
真っ白に染められてしまう前に
また出逢えるように手を繋ごう
朝焼けに透ける君 冷えた空気をまとい息を吸う
言葉にしたら弱くなりそうでも
声に出さずに 好き と呟いた
白い息でそれに君が気付く
朝がきて白日 見えない星はどこに
ボタン一つで探し出せる世界でも
僕の目でちゃんとちゃんと捉えたくて
青白い光 きっとそこらで輝くよシリウス
真っ白に掻き消される前に
ふたりでこの日を思い出そう
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