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にぶんのいち
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作詞 sayu* |
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背筋を伸ばして、大きく息を吸い込めば
肺も芯から冷える季節がきて
ため息にしたくはないから そのまま飲み込んだ
僕が好きな色の君のシャツもそろそろ出番をなくして
知らない君がどんどん増えていく
当たり前の日常の中で
いとも簡単に、あっさりと塗り替えられていく
分け合った喜びも悲しみも
今はその痛みすら、にぶんのいち
埋めたいようで埋めたくはない
埋められないままの隣
背負い合った過去も未来たちも
今やもう痛みすら、別々に
逃げたいようで逃げたくはない
信じていたいだけの日々
後ろ向きなことばかり言えば
影を落とすような巡り巡る
ため息にはしたくないから そのまま飲み込んだ
飲み込んだ
寄り添った慈しみ愛しさ
例えまだ痛もうと、離さない
なくしたくないからなくさない
僕は君を思うことをやめない
重ね合った想いと言葉を
今はそのぬくもりも、にぶんのいち
さよならなど言いたくないから
僕は君を思うことをやめない
やめない
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