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soppy
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作詞 sayu* |
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散々降りそうな雨の匂いも的ハズレ
脳の奥まで染み込んでは抜けていく
揺れていたカーテンの向こうは見えていないけど
きっとそのうち晴れてきたりして
有耶無耶にした想いの端と端で
上手いこと蝶々結びが作れたらいいな、なんて
そんなこと思ってたんだ
君の色付いたつま先にまで
どこか踊らされているような僕は
いつか重ねた指先が応えてくれることを
願わずにはいられないらしい
僅かに僕にだけ向けられた視線を
いつまでも焼き付けていたくなる程
囚われている全てが もどかしい日々を
ぬぐい去るように 雨を待つ
呼んで 触れて わかって あいして
揺れて 離れて もがいて あいして
ひび割れたような光のすぐ後
掻き消す雨音で醒めたらいいな、なんて
そんなこと思ってたんだ
君の色付いたその頬を知って
どこか締め付けられる胸の奥で僕は
いつかこの恋の終末がやってくることを
見て見ぬフリはできないらしい
僅かに苦しそうな君の泳いだ視線を
もう多分見つめることはできないだろう
囚われていた全てが ぬるい夏の日を
ぬぐい去るように 雨を待つ
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