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テレパシー
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作詞 sayu* |
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北東の風 揺れる君の髪 流れる雲は雨の知らせ
抜け殻、気持ちのない想い出を積み重ねて
どうにか繋げてきた今を、溶かすなら いっそ
遠く見つめた目の奥 冷めた色して笑う 終わりの知らせ
さよならだけが言えない濁った優しさが
お互いを壊し始める今、閉じるなら きっと
ようやく引き寄せた腕に
無理矢理手繰り寄せた想いの端を纏う
対にして迎え入れる、甘えた声で訪れる終末
目を合わせて くっついた距離が、今更愛しくなって
それでもここにはないいつかを まだ重ねているだけ、と
目を合わせて 悔しいけど伝わる君の心の内
空っぽだったはずの今までが、今更意味を持ったようで
僅かに引き寄せた指先
無理矢理引き合わせてた銀の輪っかを逃がす
背を向けずに迎え入れる、甘えることを知らずに終末
手を合わせて 流れ来る心拍数、今更分け合って
これからここにはないいつかを ちょっと思い描いたりして
手を合わせて 嬉しいよ、伝わる君の心の内
塞いでしまっていた今までが、ようやく二人のものになったんだ
対にして迎え入れる、明日を願うための終末
目を合わせて 離れていく距離が、どうしようもなく愛しくなって
それでもここにはないいつかを、二人手に入れるために、と
目を合わせて 悔しいけど伝わる君の心の内
冷めた色してた君の涙が、今更鮮やかに僕を捉えたようで
さよなら、さよなら
きっと伝わると思うんだ
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