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白いワンピースの女の子
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作詞 となみよくと |
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運動公園の木造アスレチック
ベンチは鳩の糞だらけ
あの娘の到着を待っている
日曜の午後一時半
突如、鳴り響いた銃声と
S波的に反響する胸のざわめき
突如、鳴り響いた銃声と
S波的に反響する胸のざわめき
突如、鳴り響いた銃声と
S波的に反響する胸のざわめき
走り出さずにはいられなかった
僕は君を探して、駆け出した
脳裏に甦る君との思い出を見た
君が無事ならばそれでいい
君が無事ならば何も望まない
テニスコートの前
焼けたアスファルトに寝そべる
白いワンピースの女の子
貫通した銃弾の威力に
胸を染めたその女の子
最早赤いワンピースのその女の子
君と同じ背格好のその女の子
見知らぬその女の子
名も無きその女の子
その横たわる鮮血に
僕はやおら胸を撫で下ろした
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