|
|
|
交差点
|
作詞 ハツミ |
|
照らされたアスファルトに溶かされて
複雑な感情も同じように染まる
痛い視線を避けるように俯いた
僕は弱いからこうするしかなかった
ジェンガのようなプライド
ポケットの中にモラトリアム
上っ面だけのグレイな言葉に
隠されてしまった純情
広く狭い世界の中 奇跡さえも分からぬまま
すれ違うだけで気づかない真実を
人はそれを運命といい 期待を覚えてしまった
まだ何もないけど今日も歩いている
背伸びした先に見えるものは何?
結局誰も彼も自己満というオチ
あるはずのアイデンティティ見落として
仮初めの快感ただ検索していた
匿名希望のヒーロー
マスクで隠した弱い自分
蔓延る権力を裁ける剣は
この手で使うしかないんだ
点が線に線が点に 掴めぬ距離に怯えてる
逃げたわけじゃない失うのが怖くて
嫌われぬよう壊れかけの 乾いた心で隠すの
「本当」を刻んだ鎖を運んでいる
ドアを開けて 広がる世界は
僕には似合わなかったみたいだ
でもどこかで 期待している
自分が嫌いだった
広く狭い世界の中 奇跡さえも分からぬまま
すれ違うだけで気づかない真実を
不器用ながら探している 雑踏の中押されながら
まだ何もないけど今日も歩いている
|
|
|