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私、生きることに絶望しました。
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作詞 ハツミ |
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私、生きることに絶望しました。
きっかけは些細なことなんです。
「そんなことくらいでww」
「何も悩まなくていいよ」
聞こえてくる。幻聴?
外の世界に似合わない。生きられない。
そうしてニートに成り下がる。そう、引きこもり。
大きな世間の目はこんな私を侮蔑している。
希望持てない。バイバイ。
私なんかいなくてもいい。いることで責任を負わされる。
苦痛でしかない。しょうがない。ちっぽけなものだもの。
幼少期、親に可愛くないと言われ、
学生の頃、割りと過激ないじめに遭い、
情けなど無いこと、私は邪魔者なんだと知りました。
新しい生活、私から滲み出た不幸なオーラによって、
誰も近づいてきませんでした。
あまり人と話した覚えはありません。
いよいよ始まった就職活動、面接。
結局誰も採用してくれませんでした。
せめてアルバイト。しがみついただけ無駄でした。
朝早くに起きられなくなっていました。
やっとの思いで得た職場、繁華街に佇むキャバクラ。
これもまた、コミュ力が必要で、それに、
私は貧乳だったので存在すら怪しいまま去りました。
お金なんて欲しくなかった。 旅行も、するつもり無かった。
ただ、人間としての生活を送りたかっただけなのに。
その願いさえも砕け散ったようでした。
バナー広告で見つけた風俗の案内。電話してみました。
採用。人生ではじめて"存在"として認めてもらえた気がしました。
でもどうせ人気とか出ない。自覚ぐらいはしています。
性欲だってそこまでないし、求めたって意味がない。
頼むからお客さん、子供を育てたいお客さん、
どうか、こんな私に一発中に出してください。精液を。
私を孕ませてそして子孫を作るという
"生物"としての大きな役目を済ませたいのです。
そしたら、悔いもなく、満足して死ねます。
Q,「夢とか趣味とか無いの?」
A,夢を見ただけ無駄だし、バカにされて終わり。
何もさせてもらえなかった。
今までも、これからもしたいことには出会えない。
こんなにも人間に似合わない人っていました?
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