|
|
|
霞ム暁
|
作詞 ハツミ |
|
暁ノ陽ニ傷ツケテ 零レタ雲ニ語ッテル
湧キ出ス星ガ今日ノ朝 藍ノ空ガ月ヲ覆ウ
湿った午後9時夜霧の名残染まる頃
渇いた欲を持つ蜜の馨った闇、時雨?
恍惚に浸る瞬間 微かな光が歯痒い
可憐な花がまた枯れた
爛れた愛がまた朽ちた
貴方の声を浚ってく 愛し愛され摩訶不思議
誰かの夢を奪ってく 滅茶苦茶な夜もう少し
妖しいお遊戯のあと、
醒めない魔法を濡れた手を舐めさせて
「もう見れない朝露の代わり」
揺らいだ午前5時夜露が消えていった頃
荒んだ愛で誘う花を潰した夢、現?
残酷に切り刻まれた 溺れかけの貴方の殼
僕はただ見つめて棄てた 「幻だと思えば楽だから」
貴方の声で惑わせて 愛し愛され摩訶不思議
誰かの夢で壊してく 激し美しその踊り
群青ノ夜ニ遊バセテ 流レ星ニ触レサセタ
恋シタ僕ハ溺レテク 浜辺ノ波音ガ邪魔ダ
貴方の声を浚ってく 愛し愛され摩訶不思議
誰かの夢を奪ってく 滅茶苦茶な夜もう少し
吐息が漏れてく隙間に
醒めない魔法を濡れた手で操って
「もう見れない朝露の代わり」
忘れられない苦しみに喘ぐ君が一番麗しい
何もない夜で虐める快感
もう戻れない惚れた日に2度と君は何か欲しそうに
僕の背中を掴んで息を切らして離さない
「ねぇもっと…」
夜明ケ前今憂イノ実 落チタ滴ヲ貪ッテ
霞ム暁モウ来ナイ明日 藍ノ空ガ僕等隠ス
|
|
|